2022年 2月 19日個展
藤原 純・山本 雅則・山中勇人 三人展「それぞれの代名詞」
同じ土地で生まれ育ち、同時代の風土、文化を吸収し、新たな創造を試みる三者三様の「うつわ」を一堂に展覧いたします。
代名詞 = 代表的・典型的なもの。
そのものをよく表している例。
藤原純さん
一度見たら忘れられない、独持の世界観を放つフォルムと深みのある神秘的なブルーが、ファンの心を掴んで離さない藤原純さんの作品。実は京都では初めての企画展となります。眺めてよし、使ってよしの神々しい器です。
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山本雅則さん
山本さんの代名詞といえば、なんといっても「しのぎリム」。リムに刻まれた個性的な鎬のタッチはゴッホの絵画のような力強さと躍動感があり、料理を引きたてる優れたデザインには、脈々と受け継がれる陶芸一家の血筋を感じさせます。
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山中勇人さん
味わい深い錆釉が特徴的な山中さんの作品。信楽で活躍する若手陶芸家の中でも今注目度が最も高い作家さんです。鈍い光で料理を引き立たせる黒の器も魅力的ですが、しっとりとした乳白色の器がとっても美しいのも山中さんの魅力です。
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それぞれ色やデザイン、技法、釉薬など特徴が異なりますが、信楽焼き特徴でもある土のぬくもりが感じられ不思議な統一感があります。
やきものの里、信楽が誇る若手作家3名の作品をじっくりとお楽しみください。