鈴木隆
青瓷 小皿【182】
税込み
貫入が独特の表情を出し、青く輝く「青瓷」の小皿
鈴木 隆さんの「青瓷 小皿」は、青の美しさを追い求め、釉薬の調合から土の配合までを徹底的に研究されて生み出された「青瓷」の小皿です。約15cmサイズは、副菜を乗せるのに最適です。
「青瓷(せいじ)」は、釉薬に含まれる微量の鉄分が、還元焼成によって青緑色に発色することで生まれる陶磁器です。鈴木隆さんの「青瓷」の作品は、まるで大理石のように奥行きと艶をまとい、光を受けて静かに輝く独自の表情を宿しています。
器の表面には、焼成の過程で生まれる貫入(かんにゅう)が浮かび上がります。
炎の当たり方、土の成分、釉薬の厚み、それらすべての条件が重なり合い、貫入の入り方は一つとして同じものがなく、それぞれの器が唯一無二の景色を描きます。
細やかに走るひびの線は、光の角度によって表情を変え、器に静かな動きを与えます。
使い始めは、日々の使用によって、貫入には少しずつ色味が入り込み、時間とともに表情を育てていく「育つ器」として完成していきます。
使うための器でありながら、家に一つあるだけで空間に輝きを添え、眺めるだけでも楽しめる存在感。実用と鑑賞のどちらの喜びも満たしてくれる、特別な器です。
商品サイズ
| 径 |
約15cm |
| 高さ |
約1cm |
| 素材 | 陶器 |
対応情報
| 電子レンジ | × |
| 食洗機 | × |
| オーブン | × |
小田原の陶芸家「鈴木 隆」さんのプロフィール

小田原で作陶される陶芸家「鈴木 隆」さんは、美しく輝きを放つ、「海のように澄み渡る、唯一無二のブルーの器」を作陶する作家です。
柑橘の名産地・小田原で「みかん農家」に生まれ育った鈴木さんは、35歳の時に独学で作陶を学び始め、そこから20年以上にわたり挑戦を続けてきた中で、独自のスタイルを見つけ、ご自身を象徴するみかんの灰を使った「みかん灰釉」の美しい器を生み出しました。
みかんの栽培、みかん灰・釉薬作り、作陶に至るまで、すべてをご自身の手で完結させる、全国的にも非常に稀有な作り手です。みかん灰がもたらすのは、果実のようにあたたかく、小田原の海のように澄み渡る、唯一無二のブルー。木を育て、土に触れ、炎と向き合い、作品を生み出す。すべてが一本の線でつながった制作が、「鈴木 隆」さんを象徴します。
他のシリーズである貫入が眩く輝く「青瓷」「白瓷」の作品は、青・白の美しい色合いと、作品ごとに異なる割れ方をする貫入が合わさった、まさに一点ものの表現が美しい作品です。使うたびに貫入は少しずつ表情を変え、時間とともに育っていく。そして、使うだけでなく、家に一つあるだけで空間を照らし、眺めるだけでも楽しめる“輝く器”です。
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