Lo Yik Sze 盧易詩

FLOW|盧 易詩(Lo Yik Sze)
時間の流れ
日月星辰の動き
四季の巡り
三年半前、陶芸を学ぶために心を決め、香港から京都へ来ました。現在は陶芸家として活動しています。
京都は特別な場所で、自然との近さを日々感じます。空の光、夜の流れ、四季の変化。それらからインスピレーションを受け取り、あらゆる一期一会の中で土と深く対話し、自分自身と自然、そして人生の「今」に、素直に向き合っています。
日本の民藝思想である「用の美」を中心に、自然に通じる質感やかたちを表現しています。土と釉薬で詩を描くように、「歩月」「夜霧」「遍在」のシリーズが生まれました。
「遍在」
夕日が沈み、星々が昇る。
土は眠り、目覚め、成長し、
水は流れ、緑は咲く。
遍在と今、出会う。
「夜霧」
夜の霧。
見通せない夜のような黒い釉に、
銀白の斑が散ります。
「歩月」
月へ歩いていく。
白い釉に淡い緑。
夜道を歩くときの、
足元にある小さな光のように。
信楽土などを用い、時間の流れを含みながら、呼吸と温度が満ちていくような器を。布や新聞などを使い、五種類以上の釉薬を重ねながら、それぞれに違う表情を持つ日常の器を手作りしています。
今回は、京都nokaze −うつわと物語の家− にて展示の機会をいただき、暮らしと自然の流れ、そして京都の物語を皆様と分かち合います。
作品を通して、美しい流れを感じていただけましたら幸いです。
盧 易詩
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