作家 サブロウ
経歴
1976年 滋賀県に生まれる
1996年 ドイツ滞在中に、ガラスブロックの教会に触れ、そのデザインに深い感銘を受ける
2003年 富山ガラス研究所造形科を卒業
現在は滋賀県で活動し、独自のガラス作品を制作している。
サブロウ氏の作品の特徴
サブロウ氏のガラス作品は、まるで水面に浮かぶ波紋のように、見る人の心を優しく揺らします。サブロウ氏の作品には、自然の美しさと流れる時間が映し出されており、琵琶湖の湖面に触れた時の感動をそのままガラスに落とし込んでいます。波打つような、ゆらゆらとした形状が特徴的で、見るたびに異なる表情を見せてくれるそのガラスは、まるで生きているかのように感じられることがあります。季節や光の変化によって、同じ作品でも異なる雰囲気を楽しめるため、1年を通してその魅力を堪能できるのが特徴です。
水面を宿したガラスの美
サブロウ氏の作品は、主にガラスを用いていますが、特に特徴的なのはその手法です。琵琶湖を思わせる「ゆらぎ」を表現したデザインは、ガラスの透明感と光の反射が絶妙に調和し、まるで水面そのものを切り取ったかのような美しさを醸し出します。水面を宿したガラスの美のガラス作品は、冷たさを感じさせることなく、温かみも感じるため、使うたびに手に馴染み、心地よさを与えてくれることが魅力です。
温かみを感じるガラスの魅力
サブロウ氏の作品は、ガラスの冷たさを超えて、温かみが感じられる点が大きな特徴です。ガラスという素材に宿る清涼感と同時に、温もりや優しさを感じることができる作品は、使うシーンによってその表情を変え、見る人の心を癒してくれます。ガラスの透明感と色合いが織り成す優雅な美しさは、季節や時間の変化にともない、毎回異なる印象をもたらしてくれます。