菅原 博之氏の作品は、とても生活になじみやすく、手に触れること、目にふれることで自然を感じながら、心を穏やかにしてくれる、日常に取り入れることで豊な気持ちにさせてくれる"うつわ"です。過剰な装飾を施さず、素材と丁寧に向き合うことで、手触りや温もりを感じられる"うつわ"でもあり、生活に一つは取り入れたいと感じる器です。
菅原 博之
作家 菅原 博之
経歴
1971年 宮城県生まれ
2001年~2005年 谷 進一郎工房スタッフとして活動
2005年 埼玉県秩父郡東秩父村に工房を設立
2018年 埼玉県大里郡寄居町に工房を移転
菅原 博之氏の作品の特徴
菅原 博之氏の作品は、素材の持つ素朴な美しさと洗練されたデザインが絶妙に調和しています。日常に自然と馴染む温もりがありながらも、静かで凛とした存在感を放つその作風は、多くの人々を魅了しています。
オイル仕上げ、漆仕上げの自然を感じる作品
菅原 博之氏の作品は、仕上げによって異なる特徴を持ち、それぞれが日常の中に特別な魅力をもたらします。
オイル仕上げの作品は、控えめでありながら洗練されたデザインが特徴です。そのマットな質感と滑らかな手触りは、使う人に心地よい感覚を与えます。日々の食卓をさりげなく上質に彩り、料理を引き立てる存在として多くの支持を集めています。
一方、漆仕上げの作品は、丈夫で傷がつきにくく、長く愛用できる実用性が魅力です。その艶やかで深みのある色合いは、和食や洋食、どんな料理とも相性が良く、幅広いシーンで活躍します。"うつわ"を使うたびに、漆の持つ温かみと美しさを実感できることでしょう。
どちらの仕上げも、普段使いに気負わないラフさと、空間に洗練された印象を与えるデザイン性を兼ね備えています。菅原 博之氏の作品は、"うつわ"という枠を超えて、日常の中に小さな幸せを運んでくれる特別な存在です。