炭化焼き締め
炭化焼き締めとは、釉薬を使用せず、炭と作品をサヤ鉢と言う鉢に入れて高温で焼き締めるという技法です。 焼き上がりの色味は、淡いベージュやグレーのグラデーションが反映されたものや、白と黒のコントラストが鮮やかなもの等、多種多様です。 同じ模様や色味がない世界に一つだけのうつわです。自然の力を最大限に引き出す技法によって生まれる、見れば見るほど味わい深い表情の"うつわ"です。使い込むほどにその美しさが増し、暮らしに寄り添う一品として長く愛用できます。
税込み
石川 裕信氏の「炭化焼き締め 急須」は、釉薬を使用せず、作品と炭を一緒にサヤ鉢という鉢に入れて、高温で焼成する「炭化焼き締め」技法で作られています。 この手法により、白やベージュ、グレーが複雑に混在する独特の色合いと、墨絵のような深みのある表情が生まれ、白と黒のコントラストを楽しむことができます。
また、焼成後には一つひとつ丁寧に磨きを施し、滑らかな質感と高い強度、撥水性を実現しています。
ふっくらとした形状がかわいらしく、お茶を愉しむ時間をより一層豊かにしてくれます。
手作りのため、色や形状に個体差があり、使い込むほどに深みと艶が増し、唯一無二の風合いを楽しめる一品です。 ティーサロンなどでの利用にもおすすめです。
石川 裕信氏のおしゃれな急須が、日常をより愛おしくすること間違いなしです。
※1点1点手作りのため、個体により多少の違いがございます。
※色味や質感の個体差が激しいうつわです。予めご了承いただけると幸いです。
※凹凸やヒビ、歪みなどがございますが、手作りうつわの表情としてお楽しみください。
※ご使用前に水にさらしていただく目止めを行うことで、シミや色付きを抑え、長くお使いいただけます。
径 | 約9cm |
高さ | 約9cm |
素材 | 陶器 |
電子レンジ | ◯ |
食洗機 | × |
オーブン | × |
石川裕信氏は、1981年に北海道札幌市で生まれました。幼少期から絵を描いたり、ものを作ったりすることに親しみ、手先を動かしながら自らの手で全てを形にできるものづくりに強い憧れを抱いていました。その情熱が陶芸の道へ進む原動力となりました。
2004年、愛知県瀬戸市の窯業訓練校を修了した後、岐阜県土岐市の「双和陶芸芳州窯」に勤務。そこで陶芸の基礎と応用を学びながら、独自の技術と感性を磨きました。
2008年には岐阜県土岐市に自身の工房を設立し、独立。以降、陶芸家としての活動を本格的に開始しました。作品は伝統的な技法を大切にしつつ、独自の感性で現代の暮らしに馴染む器を生み出しています。石川氏の「炭化焼き締め」シリーズはその代表作の一つで、焼き物の魅力を最大限に引き出した逸品として、多くの人々に愛されています。
石川 裕信氏の作陶スタイルは、伝統的な技法と現代的な美意識を融合させた独特な作風が特徴です。特に「炭化焼き締め」や「輪花皿」といった作品群は、見る人の心を惹きつけます。
炭化焼き締めとは、釉薬を使用せず、炭と作品をサヤ鉢と言う鉢に入れて高温で焼き締めるという技法です。 焼き上がりの色味は、淡いベージュやグレーのグラデーションが反映されたものや、白と黒のコントラストが鮮やかなもの等、多種多様です。 同じ模様や色味がない世界に一つだけのうつわです。自然の力を最大限に引き出す技法によって生まれる、見れば見るほど味わい深い表情の"うつわ"です。使い込むほどにその美しさが増し、暮らしに寄り添う一品として長く愛用できます。
石川 裕信氏の代表作であり、その繊細な曲線と可愛らしさが魅力。しっとりとした質感と美しいフォルムが特徴で、日常使いの"うつわ"としても特別な場面でも活躍します。食卓に華を添える輪花皿は、石川 裕信氏の高い技術と美的感覚の結晶です。
石川 裕信氏のうつわは、その素朴な美しさと日常の中に溶け込むデザインが特徴です。特に「炭化焼き締め」の技法を用いた"うつわ"や、「輪花皿」の作品に表れる、見れば見るほど味わい深い表情が多くの人を魅了しています。
また、石川 裕信氏は「"うつわ"の余白も楽しんでほしい」という想いのもと、作品を制作されており、丁寧に作られた、一つ一つの"うつわ"は、日常の道具としての実用性と、美しいオブジェとしての存在感を兼ね備えています。その結果、暮らしの中で自然と手に取りたくなるような、特別な魅力を放っています。