木の温もりに、カリフラワーの可憐なユーモアを添えて。

木工作家・蝶野秀紀さんと、絵付け師・篠原愛海さんの共作「トレー 上絵（カリフラワー） 長皿 和紙貼」。蝶野さんの独自技法“和紙貼り”によって生まれる、木地のあたたかさと紙の柔らかな質感に、篠原さんの繊細な筆によるカリフラワーの上絵が軽やかに浮かび上がる一枚です。

和紙を貼り重ねて仕上げた表面は、木の呼吸をそっと残しながら、しっとりと手に馴染む触感をもちます。その柔らかな土台の上で、カリフラワーのモチーフが小さな生命を宿すように描かれ、ユーモラスでありながら、静かで清らかな表情を感じさせます。

長皿のフォルムは、和菓子・前菜・カトラリー置きとしてはもちろん、インテリアとして飾っても美しく、木工と上絵、それぞれの手仕事が響き合うことで生まれた“暮らしの中のアートピース”。

素材・技法・モチーフ――
そのすべてがやさしく調和することで、日常にふっと微笑みをもたらす特別な一枚に仕上がっています。

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