西野希
天地菓子器【西野1】
税込み
空と大地のあわいを思わせる静かな色彩の器
西野希さんの「天地菓子器」は、淡い青と白がやわらかく溶け合い、空と大地のあわいを思わせる静かな色彩の器です。光の加減によって釉薬の表情が変わり、まるで雲の間から差し込む光を映すような、透明感あふれる一品です。
白く艶やかな磁器の素地には、象嵌(ぞうがん)技法による繊細な模様が施されています。
細やかな幾何学の点や線を彫り込み、そこに色土を埋め込むことで生まれるリズムのある文様は、まるで光の粒が器の中で踊るよう。
その緻密な装飾と柔らかな色彩が、静けさの中に確かな生命感を宿しています。
お菓子や果物を盛ると、釉の光と象嵌の模様が呼応し、穏やかな時間が流れるような美しさを見せます。“天地”という名のとおり、上(光)と下(土)の世界がひとつに溶け合う――
自然と人の手が響き合う、西野さんの美意識が凝縮された菓子器です。
商品サイズ
| 径 | 約14cm |
| 高さ | 約3cm |
| 素材 | 磁器 |
対応情報
| 電子レンジ | △ |
| 食洗機 | × |
| オーブン | × |
西野 希さんのプロフィール
東京都八王子市出身。東京造形大学で学んだ後、美濃焼の産地・岐阜県へ移り、多治見市陶磁器意匠研究所で陶磁器のデザインと技術を学びました。現在は岐阜県瑞浪市を拠点に、象嵌技法を用いた作品を制作しています。白く艶やかな磁器の素地に、細やかな幾何学の点や線を彫り込み、そこへ色土を埋め込む象嵌は、リズムのある模様と繊細な色彩が魅力。器物だけでなく、ブローチやイヤリングなどの小さな作品にもその技が生かされ、身につける「小さなうつわ」としても楽しめます。土の柔らかさと滑らかな質感を大切にしながら、みずみずしく洗練された佇まいを持つ西野さんの作品は、日常にそっと彩りを添えてくれます。
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