前田 麻美
作家 前田麻美 染付小花紋 輪花 5寸皿
税込み
前田 麻美氏の「染付小花紋 輪花5寸皿」は、副菜やおつまみ、お菓子などを盛り付けるのに適した磁器製の小皿です。白磁の上に呉須で手描きされた小花模様が特徴的で、柔らかなタッチで描かれた小花紋は、どこか懐かしさを感じさせるとともに、食卓に華やかさと爽やかさを添えます。
縁の部分には釉薬の流れによる茶色い染まりが見られ、レトロな雰囲気を醸し出しています。フリルのようなリムのデザインと、縁まで丁寧に描かれた小花柄が特徴で、テーブルを華やかに演出します。
さらに、同「染付小花紋」シリーズの飯碗やプレートと組み合わせることで、食卓をより一層華やかに彩ることができます。
手作りのため、色合いや大きさ、柄の入り方に個体差があり、手作りならではの風合いを楽しんでいただけます。
芯の強いエレガンスさと共に、女性らしい柔和な雰囲気を併せ持った前田 麻美氏ならではの逸品です。
商品サイズ
径 | 約15.5cm |
高さ | 約2.7cm |
素材 | 磁器 |
対応情報
電子レンジ | ◯ |
食洗機 | ◯ |
オーブン | × |
目止め | 不必要 |
前田 麻美 - 日々の暮らしに寄り添う美しい白磁器
前田 麻美氏は、1988年に東京都で生まれ、2006年に武蔵野美術学園にて油絵を学び、基礎課程を修了しました。その後、表現の幅を広げるべく哲学の道へ進み、2011年に國學院大學文学部哲学科を卒業。学問と芸術の融合を深く探求しました。
さらに学びを重ね、2013年には京都大学大学院文学研究科修士課程を修了し、修士号を取得。その後、陶芸の世界に強く魅了され、制作活動を開始しました。2017年、京都に拠点を移し独立。本格的に陶芸家としての活動をスタートさせました。
現在は陶磁器を中心に制作を行う一方、草木染め和紙などの工芸品も手がけ、独自の感性と哲学的な視点を活かした作品を発表し続けています。前田 麻美氏の作品は、透き通るような美しさで多くの人々を魅了しています。
前田 麻美の作品の特徴
前田 麻美氏が手がけるのは主に「白磁」です。その白磁は、透き通るような美しさと同時に、耐久性や使い勝手にも優れており、日常の中で気兼ねなく使える"うつわ"として親しまれています。料理の色彩や質感を引き立てるためのシンプルなデザインが特徴で、どんな料理とも相性が良いのが魅力です。
「イッチン」と呼ばれる技法を用い、絞り出した模様が愛らしいアクセントとして"うつわ"を飾ります。また、自然界の葉を模した「打ち込み」の装飾では、葉脈の繊細さを細部にまで表現し、まるで自然の一部を切り取ったような美しさを体感できます。
透明感のある純白と重厚感のあるブロンズ釉
nokazeで取り扱いのある前田 麻美氏の作品には、大きく2シリーズあり、「白磁」と「ブロンズ釉」の作品を取り扱いしています。
白磁作品は、透明感のある純白の美しさと、繊細で滑らかな質感が特徴です。そのシンプルで洗練されたデザインは、日常生活に上品さを添えるだけでなく、和洋問わず幅広いインテリアに調和します。使いやすさと美しさを兼ね備えた器やオブジェは、食卓や空間を格調高く演出します。
ブロンズ釉の作品は、重厚感と温かみが共存する独特の風合いが魅力です。力強い造形と豊かな質感は、アクセントとして存在感を放ちます。一点一点丁寧に仕上げられたブロンズ作品は、使うほどに味わいが深まり、長く愛用できる逸品です。
白磁の洗練された美しさ。またはブロンズ釉の重厚感と温かみ。どちらも日常を特別な時間へと導く前田 麻美氏の作品。ぜひその違いを手に取り、日々の暮らしに彩りを添えてください。