田中 信彦
荒磁かけ分けそばちょこ【TN6】
Tax included.
土の荒々しさと釉のやわらかさが響き合う蕎麦ちょこ
田中信彦さんの「荒磁かけ分けそばちょこ」は、粗めの土を使った“荒磁(あらじ)”の素地に、釉薬を大胆にかけ分けた一品です。
焼成の中で釉が自然に流れ、土肌と釉肌の境目に生まれる揺らぎが、手仕事ならではの景色をつくり出しています。
釉薬の部分はしっとりとした艶があり、光を受けると穏やかに反射。
一方、露出した土の部分はざらりとした質感で、手に取ると素地の温度と呼吸を感じられます。
その対比が、田中さんの作品らしい“素材が生きるうつわ”の魅力を際立たせています。
そばちょことしてはもちろん、湯呑みや小鉢としても使いやすいサイズ。
控えめな中に確かな存在感があり、料理や飲み物をそっと引き立てます。
使い込むほどに釉の艶が深まり、土の表情がより豊かに育つ――
土・火・手の仕事が響き合う、田中信彦さんらしい原点の器です。
商品サイズ
| 口径 | 約7.5cm |
| 高さ | 約6.5cm |
| 素材 | 陶器 |
対応情報
| 電子レンジ | △ |
| 食洗機 | × |
| オーブン | × |
田中信彦さんのプロフィール
1966年東京都練馬区生まれ。立教大学卒業後、京都府立陶工高等技術専門校で学び、滋賀・八風窯勤務や陶芸教室講師を経て、1994年に埼玉県入間市に開窯しました。淡くやさしい色の濃淡が重なり合う「色のうつわ」が代表作。繊細なグラデーションとふんわりとしたマットな肌合いは、思わず触れたくなる心地よさがあります。デンマークのレストラン「noma」でも採用されたうつわは、料理の色彩を引き立てながら、テーブル全体に柔らかな空気をまとわせます。現在は入間市で陶芸教室「タナカ陶房」も主宰し、うつわづくりの楽しさを伝えながら、自身の表現も深化させています。
FAQ
About Shipping
Payment Method
Returns and Cancellations
About international shipping
You may also like
Recently viewed




