クラシックな質感×現代の佇まい。手に馴染む洋白フォーク、〈jeté〉

jeté ジュテ とはバレエのジャンプのひとつ。バレエダンサーが足を横に蹴って跳ぶジャンプのこと。

繊細で緊張感のある 軽やかな躍動感をイメージしカトラリーのシンプルな形に込めてみました。

外に向かう曲線の存在感あるディテールとメリハリのあるシルエットが独特の風合いを醸し出す他にはないデザインが印象的なシリーズから、お食事用のフォークより小ぶりなデザート用のフォークです。

ジュテの洗練された見た目はそのままにお食事用のフォークよりも少しだけ長さと幅のバランスを調整して小さいけれど使いやすいそんなサイズ感に仕上げています。

まるで本当のアンティークのようなクラシックなデザインのなかに現代的なシンプルでシャープな印象も併せ持ちます。

洋白という素材を使い、ステンレスとはまた違ったやや黒みがかった銀色が美しいカトラリーです。

またフォークの歯先が外に向かって少し開いていることにより　パスタなどを巻きやすく食べやすい形にもなっています。

樫原ヒロ の ジュテシリーズから　シンプルでも細部にこだわったデザインのケーキフォーク。

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対応情報

樫原ヒロさんのプロフィール

1984年 香川県東かがわ市生まれ。大学卒業後、一般企業勤務を経て、2020年頃よりカトラリー制作を本格化。現在は香川県高松市鬼無町にアトリエ「綴生匙（つづるきさじ）」を構え、真鍮を用いたスプーン・フォーク・ナイフなどの生活道具の制作を続けています。

樫原ヒロさんが大切にしているのは、「大量生産では得られない、手の仕事ならではの佇まい」です。ひと匙に込められた「削る」「磨く」「仕上げる」という手間。それらが、使い手の暮らしに豊かなリズムをもたらし、道具との対話を生み出します。