田中 信彦
とびカンナプレート(14cm)黄色【TN3c】
¥4,180
税込み
削りのリズムが描く、土と光の模様が美しい器
田中信彦さんの「とびカンナプレート」は、回転するろくろの上で刃先を軽く跳ねさせながら削り模様を刻む“とびカンナ”の技法によって生まれた作品です。
表面には、連続する弧のような削り跡がリズミカルに走り、見る角度によって光が踊るように反射します。
釉薬のかかり具合や土の質感がひとつひとつ異なり、削りの跡に溜まった釉が自然な濃淡を生み出して、まるで音の波のような景色を描きます。
その表情は軽やかでありながら、手仕事ならではの確かな存在感を宿しています。
料理や菓子をのせると、器の模様が背景のように響き合い、食材の色を一層引き立てます。
使うほどに土の質感がやわらかく馴染み、光と影がゆるやかに移ろう――
田中さんの“削ることで生まれる美”が凝縮された、穏やかで豊かな一枚です。
商品サイズ
| 径 | 約13.5cm |
| 高さ | 約1cm |
| 素材 | 陶器 |
対応情報
| 電子レンジ | △ |
| 食洗機 | × |
| オーブン | × |
田中信彦さんのプロフィール
1966年東京都練馬区生まれ。立教大学卒業後、京都府立陶工高等技術専門校で学び、滋賀・八風窯勤務や陶芸教室講師を経て、1994年に埼玉県入間市に開窯しました。淡くやさしい色の濃淡が重なり合う「色のうつわ」が代表作。繊細なグラデーションとふんわりとしたマットな肌合いは、思わず触れたくなる心地よさがあります。デンマークのレストラン「noma」でも採用されたうつわは、料理の色彩を引き立てながら、テーブル全体に柔らかな空気をまとわせます。現在は入間市で陶芸教室「タナカ陶房」も主宰し、うつわづくりの楽しさを伝えながら、自身の表現も深化させています。
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