葉のような波模様が施された落ち着いた温かみのある色調の角皿

見野大介さんの「波紋菓子皿 樫灰釉」は、水面に広がる波紋のような造形が美しい小皿です。縁から中心に向かって穏やかに重なる凹凸が、光をやさしく受け止め、まるで風に揺れる水面のきらめきを映すよう。

「樫灰釉（かしばいゆう）」は、名前のとおり樫（かし）の木の灰を原料にした釉薬です。
この「樫灰釉」は、自然灰釉の中でも特に落ち着いた温かみのある色調が特徴で、温かみがある色調をしています。

その穏やかな色調は、見野さんらしい温かみのある土の質感を引き立て、焼成によるわずかな濃淡が器の景色を豊かにしています。

和菓子をのせると、釉の柔らかな反射が菓子の色を引き立て、静けさの中に確かな存在感を生み出します。控えめでありながら、心に残る一枚。
日々の暮らしに“余白の美”を添える、見野さんならではの器です。

※1点1点手作りのため、個体により多少の違いがございます。

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